志望校落ちの僕が文化祭でクラス映画を撮るまでの話 第四話

夏休みも終わりテスト勉強も頑張りテストが終わった頃、特に仲の良い友達Yと約一ヶ月後にある文化祭の後夜祭でステージで歌を歌うために中庭で練習を始めることに。担任いわく、特進で後夜祭にでるのは初だそう。中庭には購買部や校舎に囲まれた場所にある。

最初は昼の時間帯に歌う歌は決まってないが、とりあえず練習するため、ゆずの栄光の架け橋を歌いました。購買部に並んでいる人達やクラスから顔を出して興味をもった目でたくさんの人に見られながら歌いました。ストリートパフォーマンスみたいなもんでした。 緊張は自分もYもしてなくてメンタル面はバッチリでした。ですが、後日担任から「なっとしゃんさ、中庭で最近歌ってるらしいじゃん」「そうっすね、なんか、ダメでした?(;・ω・)」「いやーまあほどほどにね、先生もあんまり言いたくないけど特進って煙たがれるからねー(^_^;)」「(´Д`)」

とりあえず気にせずに放課後に中庭で歌うことに、9月26日~10月13日まで毎日練習してました

皆さんに忘れないでいてほしいのはこれまでにあんまり素行がよくなく、先生に毎日のように注意されてました。映画で使うゴキブリのおもちゃでいたずらして問題になったり、体育の授業で奇声をあげて呼ばれる。プリントの枠をこえて紙全体にテキトーな感想をびっしりかいて若い女の先生から担任に報告がいくなどなど。 

そして明日は10月13日は体育祭。

クラスで本気で優勝を目指すために放課後、クラスで練習したりしました。クラスの気合いはバッチリ!あとは本番!!

 

そして当日、僕の競技は1500メートル走。

友人Yも一緒。 競技まで他クラスの女子観察で盛り上がりながら待つ。

時間が来て「じゃあ、行ってくるねー」「頑張れー」「無理だよwガチのやつばっかだもんw」  勝てないと理解して、軽ーいノリで挑んでいた僕ら、しかし「ただ負けるのってつまんないよな」「確かに」「解説のやつらいるじゃん だから目立ってあいつらに解説してもらおーぜ」「最高」そしていよいよ本番近く、13クラスから代表二人ずつ選ばれた体育会系が目をギラつかせている。ちなみに特進コースは部活することを認められていません(´・ω・`)

そしてスタート!と同時に自分とYは全力ダッシュでぶっちぎりのスタート‼️

差はかなりあいて予想道理解説が「特進コースの二人がかなり早いです!」

自分もYも中学までしっかり部活をやっていた人間なので1000メートルぐらいまで一位二位を死守wクラスも盛り上がって男子も女子も応援!

しかし僕らは乾いた空気が喉を枯らして呼吸が困難にw結局26人中13位と14位。しかし後に友達いわく、自分達がゴールするとき解説が「レジェンド達がゴーーーーーール!!!」と言っていたらしいです。ゴールして倒れる僕ら、かなり呼吸困難σ( ̄∇ ̄;)

なんとか観客席に戻ってしばらく横に、水筒も何も持っていなくて何かノドに入れないとヤバいと思い、11時でしたが弁当を食べることに、弁当を開けてパクパク食べて喉を潤していたら、第一話の怖い国語の先生、S先生がやって来て「おいなっとしゃん、まだ弁当の時間じゃないから閉まっておけ」「ああ!すいませんっ!?」と謝ってから最後に一口パクッ 

そして 事件は 起こった

最後の一口を見ていたS先生が口を小さく動かして「……れ」 「?はい?」「…えれ」

 

「帰れ」

唖然とする僕、担任のT先生のいるところへ向かうS先生。そして鬼の形相でこっちに来るT先生、


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まず頭を叩かれ「なにやってんだお前」襟元を引っ張られ影へつれてかれる。

「お前は帰れ、あと、後夜祭のステージは出るな」この時やっと焦りが出てきました。


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怒れるのはもう慣れた、が後夜祭のステージが出れない?S先生も来て「そんなやつだとは思わなかった」とそれだけ言って去る。そして最後にT先生が「いいか家に帰ってずっと電話の近くにいろ、お前がすぐにでなければ許さない。例えトイレでもだ」

放心状態のまま帰る僕、約束どうり家の電話の前で4時間待って電話が、すぐにでて「今親とかいるか?」「いないです」「何時ごろにはいる?」「7時ぐらいです」「分かった」 そして親が先生と電話で話す。泣く親、電話が終わって親が「あんたなにやってんの、あんたがばかなことするからY君とのステージ出れないって…」  先生いわく、罰を与えて他人にも迷惑かけないと変わらないとのこと。   この二週間毎日放課後練習してたのに、、中学からの夢だったのに、、何よりYのことが…     その時涙が出てきてワンワン泣きました。


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俺ってほんとバカ…
次の日起きて学校休むことも考えましたが、

文化祭の近づくなか、この日しか撮れない屋上シーンがあったので監督として絶対に行かないと完成が間に合わない。ので、学校に行くことに。部屋からでて階段を降りていたら、気づいたら階段から落ちてました。
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放心状態で痛さも感じてなかったです。

教室に入ると、第三話の、パンツが見えたクラスの女子のリーダーがクラス中に聞こえる声で「よく学校来れるよねー」 放心状態で気にもならない僕、


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とりあえず映画班を集めて今日のシーンを確認。今日のシーンは屋上での戦闘シーンでした。出来るかなと不安でしたw  日常から一編してしまった非日常。

文化祭まであと10日。

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